ストラクチャーなどのプラモデルの多くに使用されるスチロール樹脂は、ラッカーシンナーによって溶けてしまいます。
そこで、シンナーを使って接着面を溶かして固定する、という発想のもとに生まれたのがプラモデル用接着剤です。
つまり、素材のプラスティックの弱点を逆に利用したものです。
逆に、シンナーで溶けない樹脂は、プラモデル用接着剤では接着できないということになるわけで、注意が必要です。
素材がABS(表示してある場合がある)であれば、ABS用の接着剤を使います。
プラモデル用接着剤も用途に応じて用意されていることを知っておきましょう。
緑のフタが流し込みタイプで、細かいパーツの接着向き。
白のフタが一般的な塗布タイプ。
セメダイン社製のプラモデル用接着剤。
接着面の内側から刷毛を当てて塗るのがコツ。
こちらはABS用接着剤。
ABS樹脂は、車両のパーツにもしばしば使われています。
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